Bloomberg News
2019年3月18日 17:22 JST

米国が起訴した中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、同社への警戒が世界に広がる逆風の中でも、1−2月の売上高を伸ばした。

  華為創業者の任正非最高経営責任者(CEO)はロシア人科学者のグループ向けに行ったスピーチで、1−2月期の売上高が前年同期比36%増加したと述べた。同社はその後、同CEOの発言内容を確認した。華為の2018年増収率は21%で、今年については約15%と予想しており、それを上回るペースで売上高が増えたことになる。

  ニューヨーク市ブルックリンの米連邦地裁での14日の罪状認否で、華為は対イラン制裁に違反し銀行を欺いたなどとする罪を否定し、無罪を主張した。

  米国の要請によりカナダで逮捕され、米国への身柄引き渡しを巡りカナダの裁判所で審理に諮られている華為の孟晩舟最高財務責任者(CFO)は任CEOの娘。

ソース
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-18/POJX7J6TTDS701