催眠作用のある薬を酒に混ぜて女性をこん睡させ性的な暴行をしたとして逮捕された東京の昭和大学病院の医師2人が、ほかの女性にも同じ手口で性的な暴行をしようとしたとして再逮捕され、警視庁は薬の入手経路などを調べています。

再逮捕されたのは、いずれも東京 品川区の昭和大学病院の医師の、金古政隆容疑者(28)と大林久晃容疑者(26)です。

警視庁によりますと、ことし1月、都内のカラオケ店で催眠作用のある薬を酒などに混ぜて20代の女性をこん睡させ、品川区内の金古容疑者の自宅で性的な暴行をしようとした疑いが持たれています。

2人はこの女性と一緒にいた、別の20代の女性に同じ手口で性的な暴行を加えたとして、先月逮捕されていました。

これまでの調べで、金古容疑者の自宅からは女性の体内から検出された薬の成分と同じ催眠作用のある薬が見つかり、警視庁は薬の入手経路などを調べています。

調べに対し、2人は行為に及ぼうとしたことは認めたうえで、「薬は飲ませていない」などと供述しているということです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190319/k10011853111000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003