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2019/03/21(木) 05:13:44.82ID:J0KYMNbs9NY商品、原油反発し4カ月ぶり高値 米在庫減で買い
2019年3月21日 5:03
【NQNニューヨーク=戸部実華】20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所（NYMEX）で原油先物相場は反発した。WTI（ウエスト・テキサス・インターミディエート）で期近の4月物は前日比0.80ドル高の1バレル59.83ドルで取引を終えた。一時は60.12ドルと期近物として昨年11月中旬以来ほぼ4カ月ぶりの高値を付けた。60ドル台乗せも4カ月ぶり。米原油在庫が大幅に減少し、需給の逼迫を意識した買いが優勢になった。
米エネルギー情報局（EIA）が20日発表した週間の米石油在庫統計で、原油在庫が小幅な増加を見込んだ市場予想に反して大幅に減った。最終商品となるガソリンやヒーティングオイルなどの在庫は市場予想以上に減り、需給が逼迫するとの見方が強まった。
石油輸出国機構（OPEC）が主導する協調減産や、米国によるイランとベネズエラへの経済制裁で需給が引き締まるとの観測も相場を支えた。
ニューヨーク金先物相場は反落した。ニューヨーク商品取引所（COMEX）で取引の中心である4月物は前日比4.8ドル安の1トロイオンス1301.7ドルで終えた。米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果発表を控えて、朝方は利上げ見送り姿勢が強まるとの観測から先回りの金先物買いが優勢となる場面があったが、結果を見極めたいとして次第に買い手控えが広がった。
通常取引終了後にFOMC結果が発表されると、利上げに慎重なハト派寄りの内容だったと受け止められ、金市場への資金流入が続くとみた買いが優勢になった。時間外取引で1317ドルまで上げる場面があった。
