被爆者として、ノーベル平和賞の授賞式で初めてスピーチをしたサーロー節子さんが、ローマ法王に謁見(えっけん)し、核兵器の廃絶を訴えた。

20日、バチカンで法王に謁見したのは、ノーベル平和賞を受賞したNGO(非政府組織)とともに核兵器廃絶に取り組んだサーローさんや、被爆三世にあたる長崎の女子中学生ら。

サーローさんらは、広島の原爆の「残り火」でランプをともして、持参した。

原爆の残り火のランプを法王に消してもらうことで、サーローさんたちは、核廃絶への思いを新たにした。

サーローさんは、「(残り火を)消す瞬間、将来のことを考えている若者たちの希望というか、祈りというか。(残り火を消すという)新しいアイデアが紹介されたことは、良いことだと思う」と話した。

法王は、2019年11月に日本を訪問し、広島や長崎で核廃絶のメッセージを発信する意向。

(ソース)フジテレビ
サーロー節子さん ローマ法王に謁見 核兵器廃絶を訴え
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190321-00414614-fnn-int
3/21(木) 6:35配信