https://www.mbs.jp/news/sp/kansainews/20190321/GE000000000000027077.shtml

鯉のぼりの生産ピーク「京都の友禅染と一緒のやり方」 兵庫・加東市
更新:2019/03/21 19:08

 兵庫県加東市では、端午の節句に向けて特産の鯉のぼりの生産がピークを迎えています。

 長く広げられたナイロン製の真っ白な布。こまめにぴんと張って、空気を抜きながらしわを伸ばせば、いよいよ染色です。加東市の鯉のぼりは写実的で格調が高く、その品質の良さから「播州鯉」と呼ばれ、高い評価を得ています。この地域での生産は明治時代の1897年ごろ、大阪の堺から製造技術を持ち帰って農閑期の副業にしたのが始まりだそうです。

 「京都の友禅染と一緒のやり方。おひなさんが済んでからが忙しい」(柴崎物産・柴崎彰孝社長)

 播州鯉は西日本を中心に約1万本が出荷されるということです。

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