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東京 下町の4万戸余の停電 都の護岸工事で電線損傷が原因
2019年3月22日 22時21分

22日午後、東京・葛飾区を中心に発生したおよそ4万1900戸の停電は、東京都が発注した川の護岸工事で、作業員が誤って川を横断する電線を損傷したために起きたことが分かりました。

22日午後2時40分すぎ、葛飾区や江戸川区、それに足立区の合わせておよそ4万1900戸で停電が発生しました。

東京都によりますと、この停電は葛飾区高砂の中川で護岸を耐震補強するために、都が発注した工事で、作業員が周りをよく確認しないまま、船にのせたクレーンのアームを上げ、川を横断する電線を損傷したことが原因だったということです。

その後、東京電力が復旧にあたり、停電は午後3時20分ごろまでに解消されたということです。

東京都建設局は、「関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。都と工事を請け負った業者で再発防止に万全を期したい」と話しています。