近年、静岡市の人口は減少が続いていて、2017年4月には、政令指定都市の中で初めて
移行の目安とされる人口70万人以上を下回った。藤枝市などの周辺自治体への人口流出
や、若者が大企業が多数立地する首都圏や製造業が盛んな中京圏へ流出していることが
主な原因である。また静岡市内に拠点を置く大企業が少ないことも、人口減少の遠因と
考えられている。2017年4月現在の推計人口は69万9421人で、政令指定都市の中では
最小である。