無免許で救急車も運転 消防士、逮捕で発覚

 兵庫県三木署は25日、無免許運転の疑いで、加古川市、
三木市消防署吉川分署消防士の男(25)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、同日午前8時40分ごろ、三木市吉川町大畑の県道で、
無免許で乗用車を運転した疑い。

 同署などによると、男は勤務を終えて帰宅中、ウインカーを出さずに
左折し、同署員に止められて無免許が発覚。2月12日から90日間の
運転免許停止中で、容疑を認めている。

 男は昨年6月にも、三木市内の県道で乗用車を運転中に対向車と衝突。
自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの罪で罰金18万円の略式命令を
受け、同市から12月に減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を
受けていた。

 市消防本部によると、男は免許停止中も乗用車などで通勤し、
今年3月14、18日には市内で計約50キロにわたり、訓練で
救急車を運転したという。同分署は無免許に気付いていなかった。


神戸新聞NEXT(2019/3/25 18:30)
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201903/0012180885.shtml