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米イェール大学、裏口入学の学生の合格取り消し
2019/03/28 9時間前

アメリカの名門大学を標的にした大規模な裏口入学事件を受け、イェール大学は25日、不正な方法で入学した学生の合格を取り消したと明らかにした。

この学生の両親は、子供の入学を確約するために120万ドル(約1億3000万円)の賄賂を支払ったとされる。また、この事件では12日に40人以上が訴追された。

訴追された中には、ドラマ「デスパレートな妻たち」への出演で知られる女優フェリシティ・ハフマン被告や、ドラマ「フルハウス」でレベッカ役を演じた女優ロリ・ロックリン被告などの著名人や大手企業関係者が含まれている。

イェール大学で女子サッカーのコーチを務めていたルディ・メレディス被告は、実際にスポーツをしていない学生を受け入れるために40万ドル(約4400万円)を受け取ったとされる。
大学側は、現在調査中だとしている。なお、メレディス被告は昨年11月に解雇された。

大学のホームページによると、メレディス被告は「2人の受験生に対し不正なスポーツ推薦資格を与えた」とされる。「推薦があったにも関わらず1人は入学を拒否され、もう1人は入学が認められた」という。

大学側は入学が取り消された学生の名前を明かさないとしているが、この事件については認めている。
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