平戸市がふるさと納税で新制度

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190329/5030003581.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

ふるさと納税の寄付額が全国一になったことがある平戸市は、寄付額が減る中、
市内の10地区に設ける団体に、平戸出身者らへ向けふるさと納税をPRしてもらい、
集めた寄付額の1割をその団体の財源に充てる制度を始めることになりました。

平戸市は平成26年度のふるさと納税の寄付額が14億円余りで全国一となり、
次の年度には26億円近くを集めましたが、その後は、ほかの自治体との競合で寄付額が減り、
今年度の見込みは6億円余りとなっています。

こうした中、市は過度な返礼品に頼らず継続的に寄付してくれる人を増やそうと、
新年度から市内の10地区に設けるそれぞれの「まちづくり運営協議会」に、
市外に住む平戸出身者や知り合いに寄付を呼びかけてもらうことになりました。

具体的には、帰省した親類や同窓会などを通じて、返礼品のカタログを配ってもらうなどのかわりに、
呼びかけに応じて寄付された金額の1割を、協力金としてそれぞれの協議会の財源に充てることにしています。
市は協議会への説明を終え次第、順次運用を始めたいとしています。

NHKが県内の自治体などに取材したところ、こうした制度が導入されるのは県内では平戸市が初めてです。
平戸市の近藤善弘ふるさと納税推進班長は
「生まれ故郷を応援するという趣旨に立ち返り、地域のみなさんと一緒にPRを進めたい」
と話しています。

03/29 11:47