こんな狭い箱に押し込められて、ボタン押されるたび頭に着けたヘッドギアに圧電素子の電流ショック
足元に置いた湯沸かしポットからお湯を注いで、砂時計で3分経ったら目の前の風鈴一回チーンと鳴らして
取り出し口に正面向けて容器を置く
ピンホールの覗き穴からお客様を確認して、「男、40代、薄ら禿げ、工員風」と太腿に着けたメモボードに記入
日付が変わる頃に交代、よろよろと立ち上がって、料金箱交換して帰社
高校卒業して18で入って、定年伸びたから75まで57年、この自販機という箱の中・・・
観てきましたよ いろいろと そりゃあそうね、おっとお客さんだ 失礼しますよ