0001水星虫 ★
2019/04/02(火) 16:12:16.61ID:08CJrBqV9*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20190402/2010003260.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
1日、初日を迎えた京都の花街の踊りの舞台「都をどり」と「京おどり」は、
新しい時代の幕開けとなることしは、よりいっそう華やかさを増しているようです。
<宮川町の京おどり>
桜が咲き誇る京都の春。花街の芸舞妓たちが伝統の踊りを披露する季節です。
花街・宮川町で70年続いてきた「京おどり」では、「不思議の国のアリス」をもとに
不思議の国に迷い込んだ主人公たちが見失ったまりを探し求める創作舞踊劇が上演されています。
京おどりの春の舞台は、常に新しいものを生み出し続けてきました。
ことしは新しい時代の始まりを祝う演目もふんだんに取り入れました。
初日は、ちょうど新しい元号「令和」が発表された日。元号発表から1時間ほど後に始まった
初回の公演では、さっそく「令和の御代を祝うて」と、新元号を歌詞に盛り込みました。
「和が成る輪をなす平成の/元号新た夢も新たに」
ー新しい時代に夢を持って進んでいこうという思いを込めました。
宮川町ならではの祝いの唄として根づかせたいと考えています。
そして、フィナーレを飾る宮川音頭の背景に選んだのは、京都御所です。
脚本と演出を担当した北林佐和子さんは
「新しい時代を楽しむ、華やかな気持ちで臨むというのは大事だと思います。
変化をお祝いするという感じを舞台に出してみたいなと思います」
と話しています。
<「都をどり」でも>
祇園甲部の踊りの舞台『都をどり』でも、新しい時代の到来を祝う演目が並びます。
踊りの指導は、京舞・井上流の家元で人間国宝の井上八千代さんが長年手がけてきました。
公演を間近に控えた3月の末、井上さんは、およそ90人の出演者1人1人に合わせて、
踊りの所作や道具の持ち方を細かく指導していました。
ことしの公演は、題して「御代始歌舞伎彩」。
これに先だって、3月31日の仕上げの稽古・大ざらえを取材しました。
京都にある、皇室ゆかりの場所が次々と登場します。
平安時代に後白河上皇の御所があった法住寺や、皇族の別荘として造営された「桂離宮」が舞台。
フィナーレでは、歴代の天皇や皇族が住職を務めた門跡寺院、大覚寺で
舞台を埋め尽くす桜を背景に出演者全員が華やかな総をどりを繰り広げます。
井上さんは「年々プレッシャーも大きくて、大変な、自分にとっては
喜んでいただけるものができるかどうかということばかりです。
少しでも京都らしいなとか、またたく間に時間が過ぎた、華やかだったなと思っていただければと思います。
めでたい雰囲気にみちみちた都をどりになっていますので、
ぜひ大勢の方にお越しいただきたいと思います」と話しています。
「令和」という新しい時代の幕開けを、伝統の踊りも彩ります。
宮川町の「京おどり」は4月16日まで、祇園甲部の「都をどり」は4月27日まで開かれています。
04/02 10:46