たまたまスレ

韓国マクドナルド「捜査の結果、疾病の原因ではないことが判明」 被害児童の母親・市民団体「マクドナルドを再捜査すべき」 

 韓国マクドナルドが最近再び浮上した「ハンバーガー病」(溶血性尿毒症症候群、HUS)問題に対し、「当社の製品が原因ではない」という立場を再確認した。市民団体などが「マクドナルドの再捜査」を主張し、国家賠償請求訴訟を起こしたことに対する反応だ。

 韓国マクドナルドは5日、報道資料を発表し、「子どもの健康が回復されるよう、人道的な支援を行うという立場には変わりはないが、当社製品が発病の原因だったかどうかは科学的に究明されなければならない」とし、「司法当局の調査過程で、当社製品の摂取が当該疾病の原因だと認めることは難しいという点が明らかになった」と主張した。

 韓国マクドナルドは「溶血性尿毒症症侯群は、発病原因と感染経路が多様な点▽該当児童の潜伏期が医学的・科学的潜伏期とは合わない点▽ハンバーガーに完全に火が通っていなかったという主張を認める根拠がない点▽該当児童が摂取した製品は牛肉ではなく豚肉パティである点などから、嫌疑なしの処分を受けた」とし、「以上のような事実により、ソウル高等検察と高裁に提起された抗告及び裁定申請も棄却された」と説明した。

 同事件は2017年、消費者のCさんが「2016年9月、4歳の娘が、パティに完全に火が通っていないマクドナルドのハンバーガーを食べて溶血性尿毒症症候群を発症した」として、韓国マクドナルドを告訴して知られた。Cさんの娘は、マクドナルドのハッピーミールセットを食べてから2〜3時間後に腹痛を感じ、病院で溶血性尿毒症症候群の診断を受け、腎臓障害を持つようになったという。Cさんは2017年7月、韓国マクドナルドと売り場の従業員4人を食品衛生法違反などの疑いで告訴したが、ソウル中央地検食品・医療犯罪専担部は昨年2月、「被害者たちの傷害が韓国マクドナルドのハンバーガーによるものだという点を立証する十分な証拠がない」とし、不起訴処分を下した。パティメーカーのマッキーコリアに対しては、畜産物衛生管理法違反の疑いで起訴し、現在裁判が進められている。

 被害児童の母親や市民団体などはマクドナルドに対する再捜査と国家賠償を求めている。今年1月、市民社会団体「政治する母親たち」は、マクドナルドと政府を食品衛生法違反と業務上過失致傷の容疑で告発しており、被害児童の母親のCさんもマクドナルドに対する再捜査を要請している。Cさんと政治する母親たちは3日、大統領府の前で記者会見を開き、「(発病後)疾病管理本部および食品医薬品安全処に何度も発病の事実と疫学調査のために通報したが、いずれも黙殺された」とし、国家賠償請求訴訟を提起した理由を説明した。

シン・ミンジョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

ハンギョレ新聞 4/6(土) 20:38
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