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2019年4月8日 / 11:10 / 10時間前更新
焦点:15日から日米通商交渉、自動車・為替など米の出方に神経尖らす
Reuters Staff
[東京 8日 ロイター] - 茂木敏充経済再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表による日米通商交渉の初会合が、15━16日にワシントンで開かれる。今年7月の参院選後の交渉決着を望む日本側は、交渉の範囲を限定する予備的協議としたい考えだ。だが、米側には医薬品やサービスなども早期交渉対象に含めようという声があり、交渉範囲を巡って早くも意見が衝突しそうだ。

また、トランプ米大統領の再選戦略とも密接に絡む日本からの自動車輸出や為替問題などを巡り、数量規制や為替条項の導入などを米側が持ち出せば、同盟国間の交渉とはいえ、緊迫した展開になる可能性もある。

複数の関係筋によると、4月末に米国で行われる日米首脳会談の前に、茂木・ライトハーザー会談を設定し、首脳会談を成功裏に着地させる思惑が働いたという。

ただ、日本側の思惑とは別に、最初の交渉が円滑に進むのかどうかは、米国次第の色彩が強そうだ。
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