東京・足立区の竹ノ塚駅近くで路線バスが立て続けに2台逆走する様子をカメラが捉えていた。大事故につながりかねないこの危険な運転、他にも複数の運転手が「逆走した」と話していることが分かった。

 目を疑う光景は5日に東京・足立区で起きた。片側1車線ずつの道路。青信号の交差点に近付いていく。そこにはこちらを向いたバスが。逆走か…。しかし、本当に目を疑ったのはこの後。映像の投稿者が道を譲り、バスが右折を始めると、そこにはまたバスが。なぜ、こんなことが…。現場は東武伊勢崎線竹ノ塚駅から西に50メートルほどの地点。バスはこのT字路を右折し、迂回してバス停に向かう。映像によれば、このT字路は当時、渋滞していた。バスは渋滞を避けるために反対車線を逆走したとみられる。

 住民によれば、こうした状況は今回が初めてではないという。異常事態の背景には竹ノ塚特有の事情がありそうだ。それは、開かずの踏切。ただ、今回の2台は運行に遅れはなかったという。また、他の運転手も何人かが逆走したことがあると話しているという。交通の専門家によれば、運転手らの間で悪い習慣がはびこっていた可能性も考えられる。警視庁によれば、こうした逆走は道交法の通行区分違反にあたる恐れがある

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