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麻生副総理が自民党福岡県連最高顧問を辞任へ 県知事選の対応で引責

 麻生太郎副総理兼財務相が、自民党福岡県連の最高顧問を辞任する
意向を県連幹部に伝えたことが9日、分かった。保守分裂選挙となった
7日の県知事選で、党が推薦した候補が敗れた責任をとる。
22日の県連執行部会で承認される見通し。

 県知事選をめぐり県連は過去2回の選挙で支援した現職の小川洋氏を
推さず、党本部は元厚生労働官僚の新人、武内和久氏を推薦したが
大差で敗れた。

 新人候補擁立にこだわった麻生氏は7日、福岡市内で支援者に対し
「残念ながら当選させ切れなかったことは誠にふがいなく、われわれの
力不足だった」と陳謝した。麻生氏は8日に県連の蔵内勇夫会長に
最高顧問を辞任する考えを伝えたという。

 知事選での敗北を受け、県連ではすでに蔵内氏が会長を辞任する
意向を表明している。


産経新聞(2019.4.9 14:57)
https://www.sankei.com/politics/news/190409/plt1904090024-n1.html

福岡県知事選で武内和久氏の落選が決まり、支援者らに頭を下げる
麻生副総理兼財務相=7日夜、福岡市 https://www.sankei.com/images/news/190409/plt1904090024-p1.jpg