https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190410/k10011878891000.html

白衣姿の医学漫談が人気を集め、テレビ番組の司会者や俳優としても活躍したケーシー高峰さんが8日、
肺気腫のため亡くなりました。85歳でした。

ケーシー高峰さん、本名・門脇貞夫さんは、昭和9年に山形県で生まれ、日本大学医学部に入学したあと
芸術学部に転部し、卒業後、漫才師に弟子入りして芸能界の道に進みました。

白衣姿で聴診器を携え、医学用語を使いながら笑いを誘う医学漫談や、「セニョール」「グラッチェ」
などのことばで人気を集め、テレビ番組の司会者としても活躍しました。

俳優としての人気も高く、NHKのドラマ「夢千代日記」や映画の「木更津キャッツアイ日本シリーズ」
など多くのテレビや映画に出演しました。

関係者によりますと、去年4月ごろに肺気腫と診断され、療養を続けながら民放の演芸番組に
出演するなどしていましたが、8日、福島県いわき市にある病院で亡くなったということです。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190410/K10011878891_1904100504_1904100506_01_02.jpg