国会議員が外国を訪れた際の対応について、外務 省は、現地の大使や総領事の出迎えや見送りは、今後、原則として行わないなどとする通達を、河野外務大臣名で衆参両院に出しました。

外務 省によりますと、国会議員の外国訪問では、現地の在外公館が、送迎や宿泊先の確保、それに要人との面会の設定などの支援を行っていますが、中には送迎に大使などが呼び出されるケースもあるということです。

こうした対応を見直し、在外公館の負担軽減につなげようと、外務 省は河野外務大臣名の通達を衆参両院の事務局に出しました。

通達では、空港での出迎えや見送りについて、原則として現地の大使や総領事は行わないとしています。

一方で、職員の派遣はこれまでどおり行うとしています。

また、訪問した際の支援は、公務が目的で公式に事前の依頼があった場合に限って行うとしていて、原則、日本を出発する1週間前までに依頼書を提出するよう求めています。

2019年4月10日 4時41分
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