富士川上流の濁り 合同で調査へ

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190411/1040006117.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

駿河湾でサクラエビの記録的な不漁が続く中、山梨県は静岡県とともに
富士川の上流の水の濁りとエビの減少が関係していないか合同で調査することになりました。

駿河湾のサクラエビは静岡県の特産品ですが記録的な不漁が続いていて、
先月解禁された春の漁も、エビの群れが少なくわずか1週間ほどで休漁となりました。
静岡県によりますと、駿河湾に流れ込む富士川の中流付近では数年前から水が濁っていて、
早川町と身延町を通って富士川に流れ込む早川の濁りが不漁の原因とも指摘されています。

この問題について、10日会見した静岡県の川勝知事は、山梨県と合同で早川の調査を進めることを明らかにしました。
これに先だって、長崎知事も今月2日の定例会見で
「上流として富士川の水質には重大な関心を持っている」
と述べ、静岡県に協力する考えを示していました。

両県による調査は濁りの原因を調べるとともに、環境生物学などの専門家に協力してもらい、
サクラエビの不漁との関連性を含めた水や生態系への影響について詳しく調べるということです。

04/11 07:04