と議決した毎日新聞社の男性記者を再び不起訴とした。中山博晴次席検事は「議決を踏まえ再捜査、再検討した結果の判断だ」と述べた。

 毎日新聞は平成29年11月、杉田玄白記念公立小浜病院(福井県小浜市)の医師の男性が女性看護師に付きまとい行為をしたなどと報じた。男性は事実と異なるとして、病院を退職後の30年2月に告訴状を提出した。

 地検は同年10月に不起訴処分としたが、男性はこれを不服として翌月、検察審査会に審査を申し立てた。審査会は今年1月、一部について真実性が認められず、真実と誤信した相当の理由も見当たらないとして、不起訴不当と判断した。

2019.4.11 19:26
https://www.sankei.com/affairs/news/190411/afr1904110057-n1.html