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マーティン・ファクラーMartin Fackler

2012年8月19日に、中国との領土問題を抱える尖閣諸島に
日本の議員らが上陸したことについて、彼らを「Nationalist」と表現。

2015年3月に神奈川新聞から取材を受け日本のメディアの報道のあり方を「最悪だ」として批判した。
同年1月に起きた「イスラム国」による邦人人質・殺害事件(ISILによる日本人拘束事件)に対する日本のマスコミの対応を強く批判し、
「日本のメディアの報道ぶりは最悪だと思います。事件を受けての政府の対応を追及もしなければ、批判もしない。
安倍首相の子どもにでもなったつもりでしょうか。保守系新聞の読売新聞は以前から期待などしていませんでしたが、
リベラルの先頭に立ってきた朝日新聞は何をやっているのでしょう。もはや読む価値が感じられません」と述べた。
また一方で、「私がいま手にするのは、日刊ゲンダイ、週刊金曜日、週刊現代といった週刊誌です。
いまや週刊誌の方が、大手紙より読み応えがあるのです」とも述べている。


在職経歴
1996年からブルームバーグの東京駐在員。1年半後にAP通信に移り、東京を皮切りにニューヨーク、北京、上海で活動。
2003年からウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の東京駐在員として金融、財政、貿易、外交などをレポート。
2004年インド洋津波の取材において、アジア出版協会(The Society of Publishers in Asia)から国際取材賞を受賞。
2004年に25年勤めたWSJからNYTに移ったばかりのラリー・イングラシア(Larry Ingrassia)に引き抜かれ
2005年からNYT東京駐在員、東南アジア支局長に転出したノリミツ・オオニシの後を受け
2009年2月から同紙東京支局長。WSJ、AP通信を経て、2009年2月にNYTに移った田淵広子(Hiroko Tabuchi)とともに同紙日本トピックキュレーターも務める