>>490
自民政権でも安倍さん以外ならどうなるか、ですね
美智子さんはとにかくしつこく諦めない
大抵の人は根負けする
30年前の美智子批判↓


・思い起こせば、陛下が「アチラは」とおっしゃり、皇后陛下をしきりにお立てになられるようになったのは、
皇太子時代の末期からではなかったか。
とくに皇太后陛下のご病気が芳しくなくなってからだったか、皇后陛下のご実力が目立つようになったようだ。
同じ頃に、皇后陛下がお気に入りの侍従の発言力も強まり、
お出掛けの計画を検討する宮内庁、外務省、警察庁の担当者による三省庁会議で固まった方針が、
この侍従の「美智子様が…」のひとことで覆されてしまったことがある。(p20)

・しかし、側近たちの話を聞くと、侍従たちが次第に余計なことはするまいと考えるようになるのにも、無理からぬところがあるようである。
それというのも、皇后陛下のご気性に激しい側面がおありのためである。
普段は慈愛に満ちたお顔からも分かるようにお優しいお方なのだが、癇症な面もお持ちで、
御所の中では時折、甲高いお声を上げられたりすることがある。
女嬬というお側のお世話係の女性が仕事を失敗したりすると、こっぴどくお叱りを受けたりしている。
侍従たちにはもっと手厳しく、お気に召さないことをすると「どうして分かっていただけないの」などとおっしゃって、
延々とお小言を賜る。
つい先日も、ある侍従は一時間も叱られ続けたと言われているのである。
それが嫌で、侍従たちは何とか皇后陛下のお気に召すように、と考えてばかりいる。
それだけに、直言や諌言を申し上げることなどは夢のまた夢で、
とにかく「アチラ」を立てておこうということになるらしいのである。
このまま行けば、アンデルセンの「裸の王様」の童話も他人事ではなくなってしまうのではないかと、
心ある職員たちは気が揉めてならないのが実情なのである。(p23)

宝島30 1993/8 皇室の危機「菊のカーテン」の内側からの証言