天皇陛下および皇族の方々には、天皇であること、皇族であることを「やっていただいている」のだ。
その認識を持っていないから、平気で次々とバッシングを繰り返せる。
所詮、制度をどう整えようと、御本人の方々が「やりたくない」と拒否してしまえば、そこで終わるのだ。
そのことを認識していない国民が、あまりに多過ぎる。

そういう点で、今上陛下が
「人々(国民)への深い信頼と敬愛をもって(天皇の務めを)なし得たことは、幸せなことでした」
とおっしゃってくださったことは、感謝してもしきれない、大変ありがたいことなのだ。

天皇陛下は「皇位の安定的な継承」を望んでおられる。
ならばどうすべきか?
御年85歳になられるまで皇族として働き続けてきた御方に報いるために、なんとか望みを実現させる制度を整えたいと思うのが、尊皇心ある国民というものだろう。

日本共産党のように天皇制廃止を訴えているという自覚もない男系固執論者は、天皇陛下のお気持ちをまったく考えようともしない。