キリストは実際に復活したのではなくて精神的に信者の心のうちとかに復活したのだという
いかにも現代人が好みそうな説を唱えたグノーシス派との神学論争を1,2世紀頃に経験済みなのが
キリスト教なのだという。グノーシス派の説は否定された。
殉死した信者の信念を教会が吸収し続けるには教説が理性的である必要はなかったんですな。
ただ信じさえすればよい。
そうした引き出しが2000年分あるということの意味をたぶん生きている人間には理解できないにちがいないよ。