>>162
継承権が男系男子だけで済んでいたのは、側室があったからだ。
一夫一妻ではもう男系限定継承は維持できない。
それは旧宮家を復帰させても同じ。
(どの代にも二人の子供ができると仮定した場合、甘く見積もっても
男系が四代続く確率は三分の一
男系が八代続く確率は十分の一
男系が十六代続く確率は百分の一
少子化晩婚も進んでいる現代、一夫一妻では宮家がいくらあっても足りない)

男系限定継承という因習は、一夫一妻への移行と同時に終わりを迎えているんだよ。

元々、男系限定継承など、所詮はシナの男尊女卑の風習の影響でたまたま続いただけのシロモノでしかない。
明治になるまで一度も明記されたことすらない。
明治の皇室典範制定時に初めて明記されたのも、
会議で女性・女系天皇を認める意見と拮抗していたのを、井上毅が
「男尊女卑の風習にそぐわない」
と主張して、女性・女系天皇論を退けたのが理由だ。
参加者16名。女性・女系天皇に賛成8名、反対8名。議長の決により、女性・女系天皇論を退けた。その程度のものだ。

側室がなくなり男系限定継承が不可能になったのに、男系固執論者は「男系が途切れたら天皇は終わりでいい」とのたまい、真性の天皇制廃止論者の左翼に利用される始末だ。
いまや男系限定継承は、天皇の制度を終わらせるための道具と化している。