>>182
違うよ。
伝統とは時代に必要とされて続いていくもので、時代の価値観を渡っていけるものだ。
伝統とは灰を崇敬することではなく、火を伝えることだ。
これ以上変化することのない灰をただ崇拝するのではなく、先人が起こした火を絶やさないように、
先人の薪に、新しい薪を加え、火を燃やし続ける。
そして、それを次の世代に受け渡して・・・次の世代も、また同じように、元の火を絶やさずに、新しい火を燃やし続けることだ。
薪の種類に拘ったり、薪の灰を後生大事にして火を守ることを忘れたりして、火を絶やしてしまうようでは伝統の本質を見失ったといえる。
現代の価値に合わない部分が伝統の価値だなんて、そんな馬鹿げた話はない。
男系限定継承はこれまで扱いやすかった薪かもしれないが、それに拘って天皇という火を絶やしてしまうようでは、本末転倒なのだ。