日本の年金は、政策の問題じゃないんだよな。
もう物理的な問題。

国民年金の場合、払う人は6400万人が16500円しか払わない。
そもそも日本は老齢化で、働く人が人口の半分しかいないから、
払う人がいないのよ。

でも貰う人は65000円で、それが4300万人。
つまり、だれがどう計算しても、借金で払ってるだけ。

しかも、年金制度ができた時の日本人の寿命はたった60歳。
それが80歳を越えたから、20年以上も余計に払わなくちゃ
いけなくなり、しかもそれが伸び続けている。

つまりもう制度として無理なのよ。

政府は老人の年金のカットをやったら、3000万票を失うから
絶対にできない。
若い人の年金の納付を引き上げると、若い人の票まで失う。

つまり改革は絶対にできないから、借金で払うってのが続いてる。

でもその結果、中高年が自力で貯金を何千万円も貯めるように
なったから、消費も増えず景気も低迷する。