https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20190418/0009592.htm

札幌市南区で4人がクマ目撃
04月18日 18時02分

18日午前、札幌市南区の住宅が点在する地域で、4人の住民などが体長1.5メートルほどのクマを相次いで目撃しました。現場の1キロあまり先には小学校もあり、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、18日午前8時半すぎ、札幌市南区石山の常盤1号橋の近くで、80代の女性が自宅の敷地内に体長1.5メートルほどのクマ1頭がいるのを目撃しました。

クマは敷地から出たあと、そのまま雑木林に向かってゆっくり歩いて行ったということです。
目撃した女性は、「20メートルくらい先を歩いていたのでびっくりしました。60年ここに住んでいますが、クマを見たのは初めてです」と話していました。
また、その前後1時間ほどの間に、別の住民など3人も現場近くの林道などで同じくらいの大きさのクマを相次いで目撃したということです。

現場は住宅が点在する山の中ですが、住宅地が近く、1キロあまり先には小学校もあります。
クマが目撃されたことを受けて、小学校では集団下校する措置をとり、中には車で学校まで子どもを迎えに来る保護者もいました。

南区では、今月8日にも藻岩山の歩道でクマが目撃されているということで、警察が注意を呼びかけています。