4月から、多様な性を認め合うための条例を施行した総社市で、職員などを対象に性的マイノリティ、LGBTへの理解を深める研修会が開かれました。
講師を務めたのは、自分の性別に違和感を持つ「トランスジェンダー」の当事者です。

LGBTのシンボルとして用いられるレインボーのネクタイをしめた、浅沼智也さんです。
総社市出身の浅沼さんは、女性としてうまれましたが、自分の性別に違和感がありました。
6年前に性別適合手術を受け、今は、男性の戸籍に変更しています。
この日は、ふるさと総社市に、講師として招かれました。
テーマは、「あなたの身近にいるかもしれないLGBT」です。
今月、多様な性を認め合うという条例を施行した市では、まず職員が理解を深めることが不可欠と考えました。
現在、同性のカップルが、1組取得しています。
法的拘束力はありませんが、人生のパートナーとして、市が公的に証明するものです。
講演を続ける浅沼さんです。
理解が進み、講演会の必要がない社会になればと願っています。
LGBTもいて、当たり前の社会に。
総社市では、当事者も住みやすいまちづくりが始まっています。


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2019年4月18日(木) 19:10  RSK