人口13万人の小さな市だけど、成り行きで担がれた造園業経営の中年議員がいる。
弁が立つわけでもなく、議会の中で会派の中でも目立つような人じゃなくて政治家としてぱっとしない感じのおじさん。
でも、その人、議員になったからには何か役に立つ事をしないとと考えて、空き時間に自主的に市内をずっと軽トラで巡回してる。
街路樹、植栽が茂りすぎて通行や信号の見通しの悪い危険個所になってないか?歩道の通行の妨げになってないかと確認して回って、
役所への対処通報をしたり、緊急性が高ければ許可を取った上でその場で自分で剪定したりする。

相も変わらず演説さっぱりで二期目を危惧されてたけど、見てる有権者はしっかり見てるから、二期目は票を伸ばしてた。
周囲に無関心だと知る機会すら見逃してたりするんだろうな。