https://www.sankei.com/west/news/190423/wst1904230006-n1.html

板ワカメの天日干し最盛期 兵庫・香住漁港
2019.4.23 07:06産経WEST

 兵庫県香美町香住区の香住漁港で、特産の板ワカメの収穫と天日干しが最盛期を迎えている。磯の味と甘みが特長で、5月末まで収穫が続くという。

 板ワカメは主に香住海岸の白石島周辺で、小型漁船から海上付近まで伸びたワカメの芯の部分を鎌で刈り取っていく。

 「鮮度が命」とあって、収穫すると漁港の作業場でさっそく、せいろに広げて天日干しに。板ワカメいっぱいのせいろが並ぶ光景は、香住の春の風物詩となっている。地元の人たちによると、板ワカメはみそ汁の具材にするよりも、少しあぶってふりかけにして食べるとおいしいという。

 漁師の加藤正浩さん(70)は「今年は3月にシケがあり、収穫は約1カ月遅れた。この時期は注文が多いので、好天が続いてほしい」と話した。

最盛期を迎えている板ワカメの天日干し=香美町香住区
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