災害備えため池に監視カメラ設置

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20190423/1010008464.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年の西日本豪雨で農業用のため池に大きな被害が出たことを受けて、
県内の災害の危険があるため池に監視カメラなどが設置されることになり、
22日、上田市で説明会が行われました。

説明会は、上田市の「舌喰池」で行われ、県や市の担当者など10人余りが参加しました。
去年7月の西日本豪雨で、広島県などで農業用のため池が合わせて32か所で
決壊する被害が出たことを受けて、県は今年度から県内に1700余りあるため池のうち、
災害の危険性が高い池に監視カメラと水位計を設置することにしています。

22日は、実物を使いながら赤外線を使って夜間も撮影できることや、
スマートフォンで画像や水位を確認できることなどが説明されました。
監視カメラと水位計は、太陽光発電などで動き、災害時に県の担当者や
ため池を利用する農家などが離れた場所から状態を確認できるということです。

県農地整備課の土屋和明防災係長は
「大雨などの災害時、ため池はさまざまな危険をはらんだものになります。
管理を行って防災につなげたいです」と話していました。

県は、今後、監視カメラなどを設置するため池の優先順位を決め、
まずは今年度中に50か所の設置を目指すことにしています。

04/23 06:46