再審で元看護助手の有罪主張へ 滋賀の呼吸器外し事件、検察側

 滋賀県東近江市の湖東記念病院で2003年、人工呼吸器を外して
患者の男性=当時(72)=を殺害したとして殺人罪で懲役12年の判決が
確定し服役した元看護助手西山美香さん(39)の再審公判に向けた
裁判所と検察、弁護団の第1回3者協議が23日、大津地裁であり、
検察側が有罪を主張する方針を示したことが分かった。
弁護団が明らかにした。

 西山さんは04年、県警の任意聴取に「呼吸器を外した」と自白し逮捕、
起訴された。公判で否認に転じたが、死因は低酸素状態に陥ったことに
よる急性心停止と認定され、05年に大津地裁で懲役12年の判決を
言い渡され、07年に最高裁で確定した。


一般社団法人共同通信社(2019/4/23 18:53)
https://this.kiji.is/493329578421503073?c=39546741839462401

再審公判について記者会見する元看護助手西山美香さん
=23日午後、大津市
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滋賀の呼吸器外し事件で大阪高裁が再審開始を認める決定をし、
垂れ幕を掲げる弁護士(中央)=2017年12月20日午後、大阪市
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