NHKニュース 2019年4月23日18時40分

LINEに対抗するため携帯電話大手3社が去年から始めたメッセージアプリのサービス。企業の公式アカウントとやり取りする機能を追加することになりました。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は去年5月から開始したメッセージアプリ「+メッセージ」の機能強化を発表しました。

「+メッセージ」はLINEに対抗するため、携帯電話の番号でメッセージをやり取りするショートメールの機能を活用したもので、画像や動画、スタンプなどを送ることができます。

今回、追加するのは企業の公式アカウントとやり取りする機能です。

これによって利用者は、レストランの予約などが簡単にできるようになります。

また、3社は三菱UFJ銀行や野村証券など金融機関5社と連携し、複数の企業への住所変更手続きをアプリ上で1回で済ませることができる仕組みをつくるとしています。

LINEは7900万人の利用者をかかえ、アプリを入り口にショッピングや決済などの幅広いサービスを提供していますが、携帯3社も新しい機能によってユーザー獲得を目指す考えです。

KDDIの東海林崇専務は、記者会見で「企業と個人のコミュニケーションを幅広く浸透させたい」と意気込みを語りました。

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