0001プラチナカムイ ★
2019/04/25(木) 02:44:33.09ID:/Wr9FXlZ9窒素化合物のアンモニアは医薬品や肥料などの重要な原料。約100年前に欧州で開発され、開発者がノーベル賞を受けた「ハーバー・ボッシュ法」という方法で合成されている。
この手法は400度以上の高温と、100気圧を超える過酷な条件で窒素と水素を反応させる。全世界のエネルギー消費の1〜2%がこの合成法に費やされているとされ、多くの二酸化炭素を排出する問題点も抱えている。
新たな合成法は、反応を促進させる触媒にモリブデンという金属の化合物を使用。レアアースのサマリウムを使った試薬に、窒素と水を加えて反応させる。
熱や圧力を加える必要がなく、フラスコでも合成でき、二酸化炭素もほぼ出さない。高価なレアアースを使う点が課題だが、再利用や安価な試薬で代替する見通しが立っているという。
西林仁昭(よしあき)教授(化学)は「ブレークスルーに成功した次世代型の合成法だ。コストを下げて持続可能な社会につなげたい」と話す。
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4/25(木) 2:00
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