26日夕方、宮崎県串間市で送電用の鉄塔に登っていた中学3年生の女子生徒が転落して死亡し、警察が詳しいいきさつを調べています。

26日午後5時20分ごろ、串間市西方にある送電用の鉄塔から、市内に住む中学校3年生の女子生徒(14)が転落するのを同級生が目撃し、女子生徒の親族を通じて消防に通報しました。

女子生徒は市内の病院に運ばれましたが、およそ1時間後に死亡が確認されました。

警察によりますと、死因は感電だったということです。

死亡した女子生徒は、目撃した同級生と2人で下校していたということで、別れ際に女子生徒が「鉄塔に登る」と言っていたため、同級生が心配になって様子を見に戻ったところ、転落するところを見たということです。

鉄塔は高さが38メートルありますが、女子生徒はそのかなり上の方から転落したということです。

鉄塔の周囲は、上に鉄条網のついた高さ2メートルのフェンスで囲まれていて、消防が駆けつけた時、出入りするための扉にはカギがかかっていて、消防はカギを壊して入ったということです。

警察は女子生徒がなぜ鉄塔に登ったのかなど、詳しいいきさつを調べています。

04月27日 10時25分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190427/5060003116.html