※平成最末期の政治ニュース

二階氏、同日選に否定的考え 「差し迫ったテーマない」

 自民党の二階俊博幹事長は29日、夏の参院選に合わせて衆院解散・総選挙を行う
衆参同日選について「政府首脳や党幹部から具体的な話を聞いたことはない。
国民の信を問わなければいけない差し迫ったテーマは、今のところない」と述べ、
現時点で否定的な考えを示した。ただ「常在戦場という言葉がある通り、
いつ選挙があってもおかしくないのは衆院議員の宿命だ」と含みも持たせた。
訪問先の中国・北京で同行記者団に語った。

 また10月の消費税率10%への引き上げに関し「消費税問題を国民に問いかけて
久しい。政府・自民党が大いなる決断をしなければいけない」と引き上げ容認を
にじませた上で、引き上げの是非を選挙の争点にすることについては
「『国民の意見を聞く』と言えば体裁はいいが、決定を国民に譲っている感じだ」
と慎重姿勢を示した。

 二階氏はその後、北京の日本大使館で記者会見し、中国の習近平国家主席の
訪日について「我が国としては、『先方の都合の良い時に国賓として改めて
お迎えしたい』と意向を伝えている」と説明。6月に大阪である主要20カ国・
地域(G20)首脳会議とは別の機会に国賓招待を目指す考えを示した。


毎日新聞【北京・竹内望】(2019年4月29日 18時04分、最終更新 4月29日 19時03分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190429/k00/00m/010/096000c

自民党の二階俊博幹事長=川田雅浩撮影
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/03/07/20190307k0000m010016000p/9.jpg

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