厚生年金は働いている間の平均の収入額と、その期間に応じて計算される。

仮に40年間の会社員時代の平均月収を20万円(年収÷12)に設定すると、
総支払保険料(概算)は20万円×18.3%÷2×480月=878万4000円。

これを支払うと、(ア)国民年金に相当する老齢基礎年金(年77万9300円)と
(イ)老齢厚生年金(この設定では年間52万6200円と試算)の合計を受け取る。

年金総受給額は(77万9300円+52万6200円)×20年=2611万円 ※約2.9倍のリターン

年金には傷害保険も備え、扶養範囲内のパート主婦と二人なら上記(ア)は二人分となり、
リターン倍率はもっと増える。