パトカー接触、自転車男性が重傷
昨年2月に事故、公表せず
 滋賀県警のパトカーが昨年2月、長浜市内で自転車の男性=当時(77)=と接触し、男性が右手首と右足首を骨折する重傷を負っていたことが7日分かった。

 県警は事故を公表していなかった。男性に保険で支払う損害賠償金を決めるため、近く県議会に提出する議案で判明した。

 県警監察官室は「パトカーをバックさせた時の後方不確認が原因」としている。県警によると、パトカーは長浜市加納町で交通監視をしていた。運転していた長浜署地域課の男性巡査部長=当時(30)=は所属長の口頭注意を受けている。

2019年05月07日 20時53分配信
https://s.kyoto-np.jp/politics/article/20190507000130