東海道新幹線 GW中の平均乗客数41万6300人 過去最高に

 鉄道、航空各社は7日、大型連休中の利用実績を発表した。
 東海道新幹線の1日当たりの平均乗客数がゴールデンウイーク(GW)として過去最高になるなど、10連休の影響で各社ともに利用者が増えた。

 JR東海によると、東海道新幹線(4月26日〜5月6日)の乗客数は前年同期比18%増の457万9000人で、1日当たりの平均は約41万6300人だった。
 4月27日にGW中の1日当たり利用者として過去2番目に多い44万3200人を記録するなど、「40万人超の利用が連日続く異例の状況だった」(同社)という。

 同社を含むJRグループ6社の大型連休中の合計は1516万8000人(前年同期比19%増)で、2015年の1356万人を上回り、過去最高となった。

 名鉄(4月26日〜5月6日)は全線で前年同期比9.7%増の409万3000人。
 近鉄(4月27日〜5月6日)は全線で同9.1%増の876万9000人で、改元に合わせ伊勢神宮(三重県伊勢市)の参拝客の増加が影響したという。

 全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は中部空港(愛知県常滑市)発着便の搭乗実績(4月26日〜5月6日)を発表した。
 旅客数は2社合わせて国内線が同19%増の18万5906人、国際線が同4.5%増の2万870人だった。【三上剛輝】

毎日新聞2019年5月7日 20時19分(最終更新 5月7日 21時32分) 
https://mainichi.jp/articles/20190507/k00/00m/020/191000c