2019.5.10 tbs news
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 北朝鮮の国営メディアは10日、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が9日に西部前線防御部隊の火力打撃訓練を指導したと報じました。

 北朝鮮の朝鮮中央放送は午前6時の定時ニュースで、「金正恩党委員長が9日、朝鮮人民軍最前線・西部前線防御部隊の火力打撃訓練を指導した」と伝えました。

 10日付の労働新聞も一面トップで金正恩党委員長が「長距離打撃手段」を命じたと報じていて、掲載されている写真では、4日に発射された飛翔体と似た飛翔体が確認できます。

 韓国軍の発表によりますと、北朝鮮は9日、北西部・平安(ピョンアン)北道の亀城(クソン)付近から、午後4時29分と49分に合わせて2発の飛翔体を発射。
ともに「短距離ミサイルと推定される」ということで、東の方角に向けて発射され、1発目がおよそ420キロ、2発目はおよそ270キロ飛行し、2発とも「最高高度は50キロあまり」で、日本海に落下したと明らかにしました。