抗がん剤による脱毛、冷やして抑える 機器を初承認

 抗がん剤治療に伴う脱毛を抑えるのを目的にした装置が、国内で初めて
医療機器として承認された。頭皮を冷やすことで、毛髪をつくる細胞が
抗がん剤の影響を受けにくくなるようにする。7月ごろから医療機関で
使えるようになる見込みという。

 抗がん剤は、薬のタイプによっては脱毛につながりやすく、患者にとって
最もつらい副作用の一つとされる。承認された「パックスマン・スカルプ・
クーリング・システム」(センチュリーメディカル)は、病院などで
抗がん剤治療を受けるごとに、その開始前から終了後にかけて頭部につけた
専用キャップにマイナス4度ほどの冷却液を流し、頭皮を冷やす。
血管を縮め、毛包という場所に届く抗がん剤の量を減らす。

 乳がん患者を対象にした国内の治験では、このシステムを使った30人中8人
(26・7%)が、「50%未満の脱毛でウィッグを必要としない」と
2人の医師に判定された。使わなかった側の13人で同様に判定された人は
おらず、装置の効果が認められた。今回は乳がんを含む固形がん患者に
使うことが承認された。

 機器はすでに頭痛を抑える目的…(以下有料記事)


朝日新聞・有料記事 編集委員・田村建二(2019年5月9日17時00分)
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190509002557.html

脱毛を抑える医療機器として承認された、頭皮を冷却する装置
=2017年11月、松山市の四国がんセンター
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20190509002557_comm.jpg

※依頼あり
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