専門家「今回は前震の可能性も」宮崎市で震度5弱の影響
5/10(金) 13:11配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00010002-mrt-l45

この地震で、ライフラインなどに影響が出ています。九州電力によりますと、えびの市のおよそ150戸が一時、停電しました。

続いて、交通機関への影響です。JRでは、日豊本線、吉都線の特急列車や普通列車の一部で運休や遅れが発生し現在は一部の区間で徐行運転を行っています。また、県内の高速道路では速度規制が行われています。日本道路交通情報センターによりますと、宮崎自動車道の都城ICから宮崎ICの間、また、東九州道の日向ICから清武JCT間で50キロの速度規制が行われています。

このほか、宮崎空港発着の空の便では、現在のところは、通常通り運航しているということです。

(京都大学防災研究所附属地震予知研究センター 宮崎観測所 山下裕亮さん)「今回の地震の震源域というのは、1996年10月にM6.9の地震が起こった場所とほぼ同じ場所で、この場所っていうのは1931年、61年、96年とだいたい30年間隔で地震が起こっている場所です。今回の地震はその地震、M7クラスの地震なんですが、一回り小さい6.3なので、一回り小さい地震で、この地震が前震である可能性がまだ捨てきれない、このあと本震がやってくる可能性もあるというふうに考えています。」「状況としてはかなりひっ迫してる可能性があって、ちょっと冷静になって、あまり慌てずに普段通りの生活をしていただければいいと思うんですけど、このあと大きい地震が来る可能性がまだ残っているということは頭に入れていただきたいと思います。」