https://www.bbc.com/japanese/48263461

ナチスが処刑した女性たちの人体組織を医師が保存 ベルリンで埋葬
9時間前
2019/05/14

ナチス・ドイツが処刑した184人の遺体から解剖医が保存していた300以上の組織標本が13日、ベルリンのドロテーンシュタット墓地に埋葬された。同墓地は、ナチス・ドイツの被害者慰霊碑の近くにある。

ベルリンにあるシャリテ大学病院の解剖学教授だったヘルマン・シュティーフェ医師は、1952年に死亡した。遺産相続人は2016年になって、医師が300以上の組織標本を保存していたことを発見。調査の末、それが政治的抵抗などの理由でナチス・ドイツに処刑された184人の遺体の一部で、その多くが女性だったことが明らかになった。

遺体からとった組織標本のほとんどは全長1ミリ足らずで、シュティーフェ医師の遺品の中から見つかった。小さい黒い箱に収められ、中にはラベルに名前が書かれているものもあった。
(リンク先に続きあり)

ナチスに処刑され、遺体をシュティーフェ医師に保存された女性の一部(資料・ドイツ抵抗運動記念館)
https://ichef.bbci.co.uk/news/410/cpsprodpb/11094/production/_106908796_e95a375b-32cb-4d3b-8dbd-f1a4c0f7f5d2.jpg