みずほFG、純利益が8割減 30拠点を追加削減へ

 みずほフィナンシャルグループ(FG)が15日発表した2019年3月期連結決算は、
純利益が前期比83.2%減の965億円と大幅減益となった。次期勘定系システムや
閉鎖予定店舗の減損処理などに伴い6954億円の損失を計上したことが響いた。
純利益が1千億円を下回るのはリーマン・ショックで大幅赤字に転落した
09年3月期以降で初めて。

 記者会見した坂井辰史社長は、みずほFGの現状に関し「多くの構造課題に
立ち向かわないといけない」と強調。24年度末までに国内拠点を2割程度、
約100拠点を削減するとしていたが、大都市圏を中心に30拠点を追加で
削減する方針を明らかにした。


一般社団法人共同通信社(2019/5/15 19:40)
https://this.kiji.is/501338095531361377?c=39546741839462401

記者会見する、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長(右から2人目)
=15日午後、東京都内
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