当時の産経新聞記事

2013.1.8 07:45
◆潰瘍性大腸炎 下痢、腹痛繰り返す 薬の継続で症状コントロール
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第96代首相、自民党の安倍晋三総裁(58)が以前、告白したことで広く一般の人にも
知られるようになった病気「潰瘍性大腸炎」。原因不明の難病だが、適切な治療を受ければ
日常生活での支障はなく、健常者と同じように仕事をこなすことは可能だ。
lただ、症状が良くなっても完治したわけではなく、再発予防のためには症状の有無にかかわらず、
継続した薬の服用が大事になる。(平沢裕子)

米国のジョン・F・ケネディ元大統領も患っていたといわれている。
https://www.sankei.com/life/news/130108/lif1301080012-n2.html

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難病指定の病気というと治らないと思う人も多いが、東京医科歯科大学大学院
消化器病態学消化器内科の渡辺守教授は「適切に治療すれば症状をコントロールでき、
普通の生活を送れる場合が多い」と指摘する。

心配なのは、過労やストレス、睡眠不足などで症状が悪化する可能性があることだ。
安倍首相も事あるごとに「おなかは大丈夫なのか」と揶揄(やゆ)され、
「首相という過酷な仕事をこなせるものなのか」と不安視する声もあった。
ストレスで体調を崩す可能性は健康な人にもある。ただ、潰瘍性大腸炎については、
薬をきちんと飲み続けて症状をコントロールできていれば、職種は関係ないという。
https://www.sankei.com/life/news/130108/lif1301080012-n2.html