http://news.tbs.co.jp/sp/newseye/tbs_newseye3676006.htm

三重・鈴鹿 20歳年下の夫殺害、妻の交際相手に懲役14年の判決

2019/05/17

 三重県鈴鹿市で20歳年下の夫を殺害したなどの罪に問われている46歳の妻と、その交際相手の男のうち、先に始まった交際相手の男の裁判員裁判で、津地裁は懲役14年の実刑判決を言い渡しました。

 起訴状などによりますと、鈴鹿市の無職・上山真生被告(30)は去年5月、鈴鹿市内で交際していた横山富士子被告(46)とともに、その夫の麗輝さん(当時25)の首を延長コードで絞め、殺害したなどの罪に問われています。

 これまでの裁判で上山被告は起訴内容を認めているものの、「首を絞めたのは富士子被告で、自分は脈をはかっていた」と主張。一方、検察と検察側の証人として出廷した共犯者の富士子被告は「上山被告が首を絞めた」と反論していて、2人のうち、どちらが首を絞めたかが争点となっています。

 検察側は上山被告が殺害に積極的で、首を絞めたのも上山被告だとして懲役17年を求刑していました。そして、17日の判決で津地裁は上山被告に懲役14年の実刑判決を言い渡しました。