白い花を咲かせる「なんじゃもんじゃ」の木=白山市三宮町で
https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190516/images/PK2019051602100188_size0.jpg

 白山市三宮町の白山比●(しらやまひめ)神社で、十文字の形をした白い花が所狭しと咲く樹木ヒトツバタゴ(通称・なんじゃもんじゃ)が満開を迎え、参拝者の目を楽しませている。

 モクセイ科の落葉高木で、名前が分からず呼んでいたのが別名の由来になったとされる。境内のみそぎ場に立つ高さ約六メートルの樹木にかわいらしい真っ白な花びらをつけている。

 十五日に友人と参拝に訪れた田中涼子さん(42)=津幡町=は「花びらも葉も柔らかい。新芽もとてもきれい」と見上げていた。

 神社によると、木は一九九二年に同市鶴来地域の住民から奉納されたもの。花は十三日から咲き始め、天気が良ければ、一週間ほど楽しめるという。(都沙羅)

※●は口へんに羊

中日新聞 2019年5月16日
https://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20190516/CK2019051602000263.html