NTTドコモは、4月26日に開催した決算説明会で、「ラグビーワールドカップ2019」にあわせ、9月20日に次世代規格5G(第5世代移動通信)プレサービスを開始すると明らかにした。

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総務省が4月20日に各通信事業者に対し、5G向けの周波数割当を発表し、ドコモは3.7/4.5GHz帯(200MHz幅)、28GHz帯(400MHz幅)を割り当てられた。
5Gは単なる通信サービスにとどまらず、5G対応スマートフォンをハブに、周辺デバイスとも連携し、新たなサービス体感・ソリューションの創出を目指す。

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5Gの特徴を幅広く活用したXRへの取り組みを加速するため、複合現実デバイスを開発する米Magic Leapと資本・業務提携した。

このほか決算発表資料によると、18年度は前年度に比べ増収増益を達成。街ナカの店舗でもオンラインショップでも貯まる共通ポイントサービス「dポイント」の会員数・提携店舗数がともに拡大し、
金融・決済サービスの取扱高も増大した。
買い物金額に応じてdポイントが貯まり、FeliCa非搭載スマートフォンでも利用できるバーコード決済の「d払い」アプリのダウンロード数は4月7日に400万を突破したという。

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また、ドコモのクレジットカード「dカード」の契約数は前年度に比べ5%増加し、年会費1万円のゴールドカード「dカードGOLD」に限ると、
前年度比36%増の大幅な伸びを記録した(17年度388万契約、18年度528万契約)。
楽天市場のヘビーユーザーの多くは「楽天カード」を保有しており、同様にドコモユーザー、ドコモの各サービスのヘビーユーザーは「dカード」を保有しているとメリットがあると知られてきたようだ。

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経営戦略2019/05/07 19:30