ことしの春の叙勲で、沖縄県から国への申請手続きにミスがあり、候補者1人の申請が間に合わなかったことが分かりました。沖縄県は、21日会見を開き、いきさつを説明することにしています。

春と秋の叙勲では、毎年、さまざまな分野で顕著な功績をあげた人や長年にわたって公共の仕事に従事し功労があった人などに勲章が授与されます。各都道府県は、年に2回、受章にふさわしい候補者を国に申請し、閣議などを経て受章者が決まります。

沖縄県によりますと、ことしの春の叙勲のうち芸術文化の振興や文化財の保護などに貢献した人が対象となる分野で国への申請手続きにミスがあり、候補者1人の申請が間に合わなかったということです。県によりますと、正しく申請していれば受章できた可能性があるということです。

また、ことしの秋の叙勲についても候補者1人の申請手続きにミスがあったということです。

沖縄県は、きょう会見を開き、いきさつを説明することにしています。

NHK NEWS WEB
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